= CAEN VME DAQ = == VME規格 == == ソフトウェアと環境設定 == == CAEN製ソフトウェア == CAEN社製のコントローラと通信するためにはドライバが必要である。実験室のセットアップで使用するのは以下の2つである。 * CAENA2818-1.17 (ドライバ) * CAENVMELib-2.41 (ソフトウェア・ライブラリ) 実験室のデータ収集用PC (hpxpc3)には既にドライバがインストールされているはずであるが、もし再びインストールする必要がある場合には以下の2つのスクリプトを管理者権限で実行する必要がある。 * installDriversForCaenVme.sh * installCaenVmeLib.sh (/nfs/space3/tkohno/work/Lab/LabWork/scripts/) == CaenVmeライブラリとデータ収集プログラム == 実験室にはCAEN社製VMEコントローラを使ったシステムがある。これを使ってHoshin ADCからデータを読み出すためのプログラムをhttps://github.com/tkono17/labdaqに上げてある。[[http://hpx.phys.ocha.ac.jp/wiki/LinuxSetup#A.2BT1xpbTBubUEwjP8IT4v.2FCQ-|例]]によって、空の作業用ディレクトリに移動して {{{ git clone https://github.com/tkono17/labdaq.git setup_root6 mkdir build sw # この時点でlabdaq(ソースコード)、build(コンパイル作業)、sw(コンパイルしたプログラムのインストール先)というディレクトリが存在する export SWDIR=$(pwd)/sw cd build cmake ../labdaq/Caen/CaenVme make make install }}} とやって問題が無ければプログラムがコンパイルされ、swディレクトリにインストールされるはずである。インストールされたプログラムを使えるようにするためには {{{ export PATH=$SWDIR/bin:$PATH export LD_LIBRARY_PATH=$SWDIR/lib:$LD_LIBRARY_PATH }}} を実行する。このように環境変数が設定されていないとプログラムを使えないので、ログインする度に毎回行う必要がある。そこで、これらの設定をファイル(例えばscripts/setup.sh)に保存しておいて、作業の初めにそのファイルの内容を読み込むようにすると便利である。 scripts/setup.shの内容 {{{ export SWDIR=$(pwd)/sw export PATH=$SWDIR/bin:$PATH export LD_LIBRARY_PATH=$SWDIR/lib:$LD_LIBRARY_PATH }}} ファイル内容の読み込み {{{ source ./scripts/setup.sh }}} 以上がうまくいけば、pddaq.exeというプログラムができ上っているはずである。 {{{ pddaq.exe -h }}}