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CERN Batch System (HTCondor)

バッチ・システム

大量のデータを解析する必要がある場合、あるいは計算に時間が掛かる場合は一つのプログラムを延々と走らせ続けるよりも、 プログラムを複数同時に走らせた方が短い時間で結果を得られる。素粒子実験のデータ解析においてはデータが独立な事象ごとに 分かれているため、簡単に並列化ができる。 CERN lxplusは多くのユーザーが作業をする共用のコンピュータなので、ここで重い計算をすることは避けるべきで、lxplusでは30分(?) 以上走り続けているプログラムは強制終了される。

多数のプログラムを同時に走らせたい場合や処理時間の長いプログラムを走らせる必要がある場合のために、作業用のコンピュータではなく プログラムを走らせるためだけの専用のコンピュータが多数用意されている。このようなコンピュータ・システムをバッチ・システムといい、 そこでプログラムを走らせることを通常「バッチ・システムにジョブを投げる」という表現をする。

バッチ・システムには直接ログインできないため、

  • 実行するプログラム
  • 入力ファイル
  • 出力ファイル
  • 標準出力に表示されるメッセージを保存するファイル

等を指定してバッチ・システムに知らせる必要がある。

CernBatchSystem (最終更新日時 2018-08-24 07:17:58 更新者 KanaeAsai)