宇宙線ミューオン
実験に使う道具と手法
プラスチック・シンチレータと光電子増倍管
信号波形の処理
デジタル回路と信号処理
A/D変換
測定内容
宇宙線ミューオンの角度分布
ミューオンの寿命測定
ミューオンがシンチレータに入射して静止した場合の信号を詳細に観測することにより、静止後にミューオンが電子とニュートリノ2つに崩壊した時に生じる電子のシグナルを観測する。ミューオンが入射した時刻と電子のシグナルが観測された時刻の差からミューオンの寿命を測定する。 PMTからの出力される信号波形をサンプリング型ADCでデジタル化する。サンプリングは100 MHzで行い、最大1024サンプル分の測定を行う。したがって、10 ns毎に信号の大きさを記録し、最大10.24 um分のデータを記録する。