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== リソース == | == 事前準備 == ログインした際に自動的に初期設定を行うファイル(~/.zshrc)を編集して、以下の行を加える。(これはhepuserアカウントに対しては設定済み) {{{ }}} == ソースコード == 演習で使うプログラムのソースコードは、 |
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においてある。 {{{ export OCHA_SVN=svn+ssh://hpx.phys.ocha.ac.jp/var/svn/repos }}} {{{ svn co $OCHA_SVN/Lab/Tutorials }}} == Subversionの使い方 == Subversionはソースコード管理に使用するためのソフトウェアで、ファイル一括して管理するため複数の人でコードを共有する場合に便利である。また、更新履歴も管理してくれるため、間違ったコードをアップロードしても容易に以前のバージョンに戻すことができる。使用するには、{{{svn}}}というコマンドに引数でサブコマンドや他の情報を指定する。良く使うものは、 || svn co <URL> || レポジトリ(サーバー)のURLを指定して、コードをcheckoutする(=ダウンロード) || || svn update || サーバー上の変更をローカルに反映させる || || svn status -u || ローカルなファイルとサーバー上のファイルの違いを調べる || || svn diff || ローカルとサーバー上のファイルの中身を一行ずつ比較する || || svn co -m <コメント> || ローカルなファイルへの変更をサーバー上に反映させる(=アップロード) || svnコマンドを使用して、サーバーに接続する際にパスワードを聞かれます。毎回聞かれるのが面倒な場合は {{{ start_ssh_agent ssh-add }}} を一度前もって実行しておくと、以後パスワードは聞かれなくなります。 == 課題 == === 1から100までの和を計算する === プログラムを一から作成する練習として1から100までの整数を全て足して和を求めてみる。答えは5050になるはずである。以下の手順は、プログラムを書く際に、途中で何度かコンパイル・実行をしてコードに誤りが無い事を確認しながら進めている。この通りにする必要はないが、一般にもっと大きなプログラムを書く際は、全体をいくつかの部分に分けそれぞれが正しく動作していることを確認しながら書くことになるので、ここでやる方法が少しは参考になるであろう。 1. main関数を用意する。int main(int argc, char* argv[]) { } 1. main関数内にforループを用意する。for (int i=1; i<=100; i++i) { } 1. forループ内にprintf("i=%d\n", i);を入れて、この時点でコンパイル・実行して、"i=1", "i=2", ...という出力が得られることを確認する 1. forループの前にint sum=0;、ループ内にsum += i;、ループの後にprintf("sum=%d\n", sum);を追加する。 1. 再度、コンパイルして実行する。 === 前のプログラムを少し変更してみる === 1から100までの和を計算するのではなく、例えば以下のような計算をしてみる * 1~100までの数、それぞれの2乗の和を計算する * 1-2+3-4+5-6+ ....-100を計算する * 1+2+3+...と順にやっていき、和が最初に1000を超える数を求める === 浮動小数点数の計算 === |
C++演習(2014年4~5月)
目次
目標
素粒子物理の分野で良く使われるデータ解析用のソフトウェアROOTを使うのに必要なC++プログラミングの知識を習得する。
内容と進め方
プログラミングは文法を正確に覚えることよりも、とにかくコードを書いて慣れることが重要である。したがって、文法事項を順番に説明することはせず、ソースコード例を用いる。用意されたソースコードは、コンパイルして実行すること。できれば、ソースコード中の変数の値や論理を少し変更して、コンパイル・実行してプログラムの動作を検証するということを自分でやってみること。 小さな文法的なミスのせいでコンパイルができない、ということは頻繁にあるが、それを解決するには経験を積むのが一番である。上達するにはとにかく自分でコードを書いて、コンパイル、実行するということを何度も繰り返すことが重要である。
スライド: 201404-CppTutorial.pdf 201404-CppTutorial.pptx
事前準備
ログインした際に自動的に初期設定を行うファイル(~/.zshrc)を編集して、以下の行を加える。(これはhepuserアカウントに対しては設定済み)
ソースコード
演習で使うプログラムのソースコードは、 Subversionレポジトリ においてある。
export OCHA_SVN=svn+ssh://hpx.phys.ocha.ac.jp/var/svn/repos
svn co $OCHA_SVN/Lab/Tutorials
Subversionの使い方
Subversionはソースコード管理に使用するためのソフトウェアで、ファイル一括して管理するため複数の人でコードを共有する場合に便利である。また、更新履歴も管理してくれるため、間違ったコードをアップロードしても容易に以前のバージョンに戻すことができる。使用するには、svnというコマンドに引数でサブコマンドや他の情報を指定する。良く使うものは、
svn co <URL> |
レポジトリ(サーバー)のURLを指定して、コードをcheckoutする(=ダウンロード) |
svn update |
サーバー上の変更をローカルに反映させる |
svn status -u |
ローカルなファイルとサーバー上のファイルの違いを調べる |
svn diff |
ローカルとサーバー上のファイルの中身を一行ずつ比較する |
svn co -m <コメント> |
ローカルなファイルへの変更をサーバー上に反映させる(=アップロード) |
svnコマンドを使用して、サーバーに接続する際にパスワードを聞かれます。毎回聞かれるのが面倒な場合は
start_ssh_agent ssh-add
を一度前もって実行しておくと、以後パスワードは聞かれなくなります。
課題
1から100までの和を計算する
プログラムを一から作成する練習として1から100までの整数を全て足して和を求めてみる。答えは5050になるはずである。以下の手順は、プログラムを書く際に、途中で何度かコンパイル・実行をしてコードに誤りが無い事を確認しながら進めている。この通りにする必要はないが、一般にもっと大きなプログラムを書く際は、全体をいくつかの部分に分けそれぞれが正しく動作していることを確認しながら書くことになるので、ここでやる方法が少しは参考になるであろう。
- main関数を用意する。int main(int argc, char* argv[]) { }
main関数内にforループを用意する。for (int i=1; i<=100; i++i) { }
- forループ内にprintf("i=%d\n", i);を入れて、この時点でコンパイル・実行して、"i=1", "i=2", ...という出力が得られることを確認する
- forループの前にint sum=0;、ループ内にsum += i;、ループの後にprintf("sum=%d\n", sum);を追加する。
- 再度、コンパイルして実行する。
前のプログラムを少し変更してみる
1から100までの和を計算するのではなく、例えば以下のような計算をしてみる
- 1~100までの数、それぞれの2乗の和を計算する
- 1-2+3-4+5-6+ ....-100を計算する
- 1+2+3+...と順にやっていき、和が最初に1000を超える数を求める