1と2のリビジョン間の差分
2020-09-08 06:03:34時点のリビジョン1
サイズ: 2067
編集者: TakanoriKono
コメント:
2020-09-08 06:08:00時点のリビジョン2
サイズ: 2427
編集者: TakanoriKono
コメント:
削除された箇所はこのように表示されます。 追加された箇所はこのように表示されます。
行 15: 行 15:
|| LHAPDF || 5.6 || ||
|| HepMC || || ||
|| Pythia8 || || ||
|| FastJet || || ||
|| LHAPDF || 5.6 || パートン分関数(PDF)のデータ ||
|| HepMC || || 事象データを扱うためのデータフォーマット ||
|| Pythia8 || || パートンシャワー・ハドロン化 ||
|| FastJet || || ジェット・アルゴリズム ||
行 21: 行 21:
これをインストールするためのスクリプトがlabpp/ExPythia/scripts/install_sw.shにあるので、それを取ってきて実行する。 1個ずつインストールしてもよいが、これをインストールするためのスクリプトがlabpp/ExPythia/scripts/install_sw.shにあるので、それを取ってきて実行する方法を示す
行 26: 行 26:
|| '''変数名''' || '''ディレクトリの用途''' || '''例''' ||
行 29: 行 30:
予め、これらのディレクトリを作ってから 予め、これらのディレクトリをつくり、さらにROOTの環境設定を終えてから

EventGenerator2020

はじめに

MadGraph5_MC@NLOを使って素粒子の散乱事象を生成してデータ解析の手法を検討する。

ソフトウェアの準備

MG5がpython3.7以上を必要とするため、まずこれが必要である。CentOS7のパッケージにはpython3.6を使っているためソースコードからコンパイルするには以下の設定でできる。Madgraph5はMG5_aMC_v2.8.0を使用する。これは基本的にpythonコードなのでhttps://launchpad.net/mg5amcnloからダウンロードしてきてどこかに展開してインストールしておく。ここでは、MadGraph5を使った解析作業をmg2020という名前のディレクトリで行うことにして、例えばmg2020/sw/MG_aMC_v2.8.0に展開しておく。

./configure --prefix=$PREFIX --enabled-shared --with-ssl-default-suites=openssl

その他に以下のソフトウェアが必要である。今回使用するバージョンも下の表に記載してある。

ソフトウェア

バージョン

説明

LHAPDF

5.6

パートン分関数(PDF)のデータ

HepMC

事象データを扱うためのデータフォーマット

Pythia8

パートンシャワー・ハドロン化

FastJet

ジェット・アルゴリズム

labpp

1個ずつインストールしてもよいが、これらをインストールするためのスクリプトがlabpp/ExPythia/scripts/install_sw.shにあるので、それを取ってきて実行する方法を示す。

git clone https://github.com/tkono17/labpp.git

でパッケージを取ってきた後で、上のinstall_sw.shを自分のディレクトリにコピーしてこのファイルの上の方にあるsw_dir, dev_dir, devsrc_dirを、自分の環境に合わせて変更してから実行する。

変数名

ディレクトリの用途

sw_dir

ソフトウェアのインストール先

mg2020/sw

dev_dir

ソースコードの開発やコンパイル場所

mg2020/dev

devsrc_dir

外から取ってきたソフトウェアのソースコード

mg2020/dev/sources

予め、これらのディレクトリをつくり、さらにROOTの環境設定を終えてから

install_sw.sh

を実行する。

EventGenerator2020 (最終更新日時 2023-09-22 08:00:25 更新者 KimuTsuri)