FreeCADの使い方
FreeCADについて
FreeCADは無料の3次元の機械設計用のCADで、Linux上でも動作するため研究室のサーバにもインストールされている。
> FreeCAD
と実行すれば、アプリケーションが立ち上がる。
使い方
FreeCADによる設計は、
- 各部品の設計
- 部品の組み立て
の2段階に分かれている。
部品設計
部品設計で3次元の構造を作るにはさらに
- 2次元平面上に外形を描く
- 2次元の図形を3つ目の軸方向に引き伸ばして3次元の物体を作る
という方法で3次元の物体を作る。この方法では柱状の物体が作られるが、より複雑な形状を作るためには
- 3次元物体の面に図形を描いて、そこからさらに別の柱状体を作る
- 二つの物体の和や共通部分等の論理演算を行って、形状を拡張したり削ったりする
という操作を行う。
部品の組み立て
Linuxサーバにインストールされているバージョン(0.16)では組み立て機能がないため、組み立てに必要なワークスペース(Assembly2)をインストールする必要がある。
> mkdir -p ~/.FreeCAD/Mod > cd ~/.FreeCAD/Mod > git clone https://github.com/hamish2014/FreeCAD_assembly2.git
上のコマンドを実行して、~/.FreeCADの下にファイルをダウンロードしてFreeCADを再起動すればワークスペースを使えるようになる。
参考情報
ウェブやYoutube上に操作方法について、いろいろと情報がある。