5と6のリビジョン間の差分
2014-02-24 11:07:52時点のリビジョン5
サイズ: 755
編集者: TakanoriKono
コメント:
2014-02-24 11:36:31時点のリビジョン6
サイズ: 2098
編集者: TakanoriKono
コメント:
削除された箇所はこのように表示されます。 追加された箇所はこのように表示されます。
行 10: 行 10:
このような簡単なプログラムをコマンドラインで実行して、入力データ、出力データは共に端末上で入力、出力(表示)させるものとする。
行 11: 行 12:
== プログラムと入出力 ==
行 12: 行 14:
== 例 (1+2を計算するプログラム) == 簡単なプログラム(1+2を計算)を用いて、入出力データを扱う方法を示す。
行 14: 行 16:
|| '''入力データ''' || '''計算''' || '''出力データ''' || '''プログラム名''' || '''コメント''' ||
|| なし || 1+2 || 3 || Add_1plus2.exe || 1+2の計算に特化 ||
|| 1, 2 || a+b; a=1, b=2 || 3 || Add_AplusB.exe || 任意の2つの数字の足し算 ||
|| +, 1, 2 || a 演算子 b; 演算子='+', a=1, b=2 || 3 || Calculate_AandB.exe || 任意の2つの数字の四則演算 ||
行 15: 行 21:
|| '''入力データ''' || '''計算''' || '''出力データ''' ||
|| なし || 1+2 || 3 ||
|| 1, 2 || a+b || 3 ||
|| +, 1, 2 || a 演算子 b || 3 ||
実行の仕方は、
 * ./Add_1plus2.exe
 * ./Add_AplusB.exe 1 2
 * ./Calculate_AandB.exe + 1 2
行 20: 行 26:
2番目、3番目のプログラムでは実行時に与える数字(コマンドライン引数)を変えることで異なる数値の演算が可能となり、より汎用性のあるプログラムと言える。与えられた引数を読み込んだり、入力データのチェックを行ったりする必要がある分、プログラムの中身はより複雑になる。

このコード例から、プログラム内にコマンドライン引数を読み込む方法(std::cinを使用)や画面上に出力させる方法(std::coutを使用)もわかる。std::cin (std::out)では、<<(>>)演算子を用いてデータを順番に送ることで入力、出力を行う。

プログラミングの基本

計算機上で行う計算

最初に、プログラムは実行中にユーザーとのやり取りを行わない簡単なプログラムを扱う。この場合、プログラムの実行には下の図のように、何らかの入力データを元に計算をして結果を出力することになる。

alt text

文法上は、入力データ及び出力データは無くても問題ない。 このような簡単なプログラムをコマンドラインで実行して、入力データ、出力データは共に端末上で入力、出力(表示)させるものとする。

プログラムと入出力

簡単なプログラム(1+2を計算)を用いて、入出力データを扱う方法を示す。

入力データ

計算

出力データ

プログラム名

コメント

なし

1+2

3

Add_1plus2.exe

1+2の計算に特化

1, 2

a+b; a=1, b=2

3

Add_AplusB.exe

任意の2つの数字の足し算

+, 1, 2

a 演算子 b; 演算子='+', a=1, b=2

3

Calculate_AandB.exe

任意の2つの数字の四則演算

実行の仕方は、

  • ./Add_1plus2.exe
  • ./Add_AplusB.exe 1 2
  • ./Calculate_AandB.exe + 1 2

2番目、3番目のプログラムでは実行時に与える数字(コマンドライン引数)を変えることで異なる数値の演算が可能となり、より汎用性のあるプログラムと言える。与えられた引数を読み込んだり、入力データのチェックを行ったりする必要がある分、プログラムの中身はより複雑になる。

このコード例から、プログラム内にコマンドライン引数を読み込む方法(std::cinを使用)や画面上に出力させる方法(std::coutを使用)もわかる。std::cin (std::out)では、<<(>>)演算子を用いてデータを順番に送ることで入力、出力を行う。

プログラムの実装方法

ProgrammingCpp1 (最終更新日時 2014-03-05 08:05:46 更新者 TakanoriKono)