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プログラムの実行時に、引数としてデータを渡す例として2つの整数の足し算を行うプログラムを作る。 |
入力と出力
標準入力と標準出力とは
プログラムが別のプログラムとデータをやり取りするためには、何らかの方法でデータを受け取ったり、渡したりする経路を用意しおく必要がある。複数のプログラムで連携したり、ネットワーク経由でデータをやり取りする場合には明示的にこのような経路を確保する必要がある。しかし、このような複雑なことをしない場合でも、プログラムで何かの処理をした場合、その結果を得る必要がある。例えば数値計算やシミュレーションを行った結果等である。一番簡単なのは数値やその他の情報を画面上に書き出すことである。計算の初期データ等をプログラムの入力として設定することも良くある。そのため、全てのプログラムは標準で入力及び出力のための経路を備えていて、デフォルトではプログラムを実行したターミナルに割り当てられる。
ユーザーからのデータの入力には標準入力を利用する以外に、プログラムを実行する時に引数として渡すことも可能である。
ユーザーとのデータのやり取り
ユーザーからデータを受け取り、そのデータをそのまま出力するプログラムを書いてみる。
echoプログラム
Echo.cxx
#include <iostream> int main(int argc, char* argv[]) { char line[1024]; for (int i=0; i<3; ++i) { std::cin.getline(line, 1024); std::cout << "You entered: " << line << std::endl; } return 0; }
足し算プログラム
プログラムの実行時に、引数としてデータを渡す例として2つの整数の足し算を行うプログラムを作る。