= いろいろな光センサーの性能の比較 = == 概要 == == LEDを点滅させる == ファンクション・ジェネレータから任意波形の電圧を生成してLEDを駆動する。それにより、思うようにLEDを光らせる。今回の実験では微弱な光の検出が目的であるため非常に短時間(10 ns ~ 100 ns)だけLEDを発光させるようにする。 参考スライド: [[attachment:20130924-光センサの性能比較.pdf]] [[http://www.rohm.co.jp/web/japan/products/-/product/SLI-343P8G|LED仕様]] === LED駆動回路の動作確認 === * 入力電圧とLEDを流れる電流の関係を求める。LEDの発光量は電流に比例する * LEDを駆動させるための電圧を調整して、LEDの点滅の様子を目で確認する。パルス状の電圧を入れて短時間だけ発光させる。人間の目でどこまで弱い光を認識できるか確かめる。 == フォトダイオードによる光の検出 == LEDの発光を目で確認する代わりにフォトダイオードで光を検出する。LEDを流れる電流とフォトダイオードで生じる電流がどのような関係にあるか調べる。定量的に調べる。フォトダイオードではどのくらいまで弱い光を検出できるか? == PMTによる光の検出 == フォトダイオードの代わりにPMTを用いて光を検出する == ADCとデータの収集 == フォトダイオード及びPMTで光を検出した際に、LEDの点滅に合わせてデータをCAMAC ADCを用いて収集する。 == データ解析 == 取得したデータから光センサで観測された光の強さの分布を作る。 LEDの光の強さを変えながら、どのくらい弱い光まで検出できるかをフォトダイオード、PMTの場合にそれぞれ求める。センサーで検出された信号の強さはLEDの発光量と比例しているか? * ADCのデータからセンサーで検出された信号の強さをどのように定義するか? * 発光量に応じて信号の強さの分布はどのように変わるか? * 単一の光子を観測できるか? * 出来た場合、分布をどのように説明できるか?