集中講義・物理学特論2017
- 講師:馬渡健太郎(大阪大学素粒子論研究室)
- 日時・場所:
- 11月28日(火)13時20分〜@201
- 11月29日(水)10時40分〜@207
- 11月30日(木)10時40分〜@207
- 目的:加速器における素粒子現象論を行うために、ラグランジアンから出発して、理論予言とLHC実験結果との比較、検証の一連の過程を最先端シミュレーションツールを実際に各自動かすことで一緒に学んでいく。
実習に必要な準備
イベント生成プログラム "MadGraph5_aMC@NLO”のインストール
- python、gfortran/gccのインストール
MadGraph5のインストール
0. 作業するためのファイルを作る:
$ cd /nfs/space1/username/ $ mkdir work(適当なファイル名)
1. go to the MadGraph5_aMC@NLO webpage:
https://launchpad.net/mg5amcnlo
2. download the latest version (v.2.6.0)
$ wget https://launchpad.net/mg5amcnlo/2.0/2.6.x/+download/MG5_aMC_v2.6.0.tar.gz
3. at your working directory, untar
$ cd work $ tar -xvf MG5_aMC_v2.6.0.tar.gz $ cd MG5_aMC_v2_6_0/ $ ./bin/mg5_aMC (start MG5aMC shell) MG5_aMC> install pythia8 MGa_aMC> install MadAnalysis5
特にpythia8のインストールには30分ほどかかるので休憩中にでも行ってください。 他のプログラムのインストールも要求されますが、”y(es)”として続けてください。 ここまで問題なくインストールできたら、
MG5_aMC> generate p p > t t~ MG5_aMC> launch
何か表示されますが、とりあえず return key を2度押すとイベント生成が始まります。 終わったら
MG5_aMC> open index.html
とすると生成したプロセスのwebpageが開くはずです。例えば以下のようにdirectoryが生成されます。 さらに "Results and Event Database” をクリックすると断面積の情報が得られます。 “MA5_report_analysis1” をクリックして微分断面積の図が得られていたら準備完了です。