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自然界にある様々な物質を原子の集合と考えることで、固体・液体・気体の違いや熱力学的な性質を統一的に理解することができた。 クォーク及びレプトンの間に働く3つの相互作用(電磁気力、弱い力、強い力)の性質について説明する。 |
== スライド == [[attachment:2016前期-素粒子特論2.pdf]] |
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== 概要 == * α, β, γ崩壊 * 原子・原子核の構造と素粒子の相互作用 * 理論的な枠組み |
素粒子の現象は、6種類のクォークとレプトンとそれらの粒子間に働く3つの相互作用(電磁気力、弱い力、強い力)によって説明される。このような理論的な枠組みは標準模型と呼ばれており、様々な実験によって検証されてきた。ここ20年くらいの間に行われた実験(LEP, Belle, SK, LHC等)によって標準模型が如何に検証されてきたか解説する。 |
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== 電磁相互作用 == * ラザフォード散乱 * 結合定数 * 断面積と崩壊率 |
== CP対称性の破れ == * β崩壊におけるパリティの破れ * ニュートリノ * K中間子系におけるCPの破れ * CKM行列 * Belle実験 |
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== 弱い相互作用 == * β崩壊とニュートリノの存在 * C, Pの破れ * 中性K中間子 * 荷電カレントと中性カレント |
== 高エネルギーフロンティア実験 == * ゲージ理論 * 強い力の性質: クォークの閉じ込め、漸近的自由性 * 電弱統一理論と対称性の破れ * 衝突型実験における運動学 * LEP実験 * ジェット * 中性カレント相互作用 * ヒッグス探索 * LHC実験 * パートン分布、パートン・シャワー、ハドロン化 * 標準模型の精密検証 * ヒッグス粒子の発見 |
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== 強い相互作用 == * π中間子 * ハドロンのクォーク模型 * クォークの閉じ込め * クォーク間のポテンシャルと漸近的自由性 == 陽子の構造とパートン模型 == * 深非弾性散乱とパートン模型 * パートン分布関数と構造関数 * スケーリング則 * グルーオン放射とスケーリングの破れ * ハドロン間散乱、パートンシャワー、ハドロン化 == 標準模型 == * Lagrangian * ゲージ理論、弱い力のV-A相互作用、CKM行列 * 対称性 * 電弱対称性の破れ * ゲージ粒子の質量、中性カレント相互作用 == 最近の実験 == === 電子・陽電子衝突実験 === * PETRA, LEP1,2, Belle-1,2 * ジェット、グルーオンの発見 * Z0共鳴における測定 * 中性カレントの相互作用 * W+W-生成、ヒッグス粒子探索 * B中間子系におけるCPの破れ、CKM行列 === HERA === * 陽子の構造関数とパートン分布 === LHC === * 陽子・陽子衝突における物理 |
== ニュートリノ == * ニュートリノの検出 * 太陽ニュートリノ * 大気ニュートリノ * Kamiokande, Super-Kamiokande実験 * 加速器ニュートリノ実験(K2K, T2K) |
素粒子特論2016
スライド
素粒子の現象は、6種類のクォークとレプトンとそれらの粒子間に働く3つの相互作用(電磁気力、弱い力、強い力)によって説明される。このような理論的な枠組みは標準模型と呼ばれており、様々な実験によって検証されてきた。ここ20年くらいの間に行われた実験(LEP, Belle, SK, LHC等)によって標準模型が如何に検証されてきたか解説する。
CP対称性の破れ
β崩壊におけるパリティの破れ
- ニュートリノ
- K中間子系におけるCPの破れ
- CKM行列
- Belle実験
高エネルギーフロンティア実験
- ゲージ理論
- 強い力の性質: クォークの閉じ込め、漸近的自由性
- 電弱統一理論と対称性の破れ
- 衝突型実験における運動学
- LEP実験
- ジェット
- 中性カレント相互作用
- ヒッグス探索
- LHC実験
- パートン分布、パートン・シャワー、ハドロン化
- 標準模型の精密検証
- ヒッグス粒子の発見
ニュートリノ
- ニュートリノの検出
- 太陽ニュートリノ
- 大気ニュートリノ
- Kamiokande, Super-Kamiokande実験
- 加速器ニュートリノ実験(K2K, T2K)